バール=タラのおはなし

幼少のころ、ネパールの田舎で育ったプルナは
毎日毎日、食堂の真ん中にある囲炉裏で
祖母や母たちが料理を作るところを見ながら育ちました。

田舎ですから水牛に畑を耕させたり、
山羊や鶏の世話、
いろいろあるけれど、
炊事場の仕事が1番好きでした。

16歳の時、彼は家を出て
都会でコック見習いとして働きはじめます。
それからずっと料理の道、、、
そして転機となるのが2002年、
ワールドカップ(日本・韓国)の年に、
日本に出会います。
ネパール語の勉強に来た日本人に出会い、
縁あって結婚しました。
彼女は彼の料理を食べて、
絶妙な味付けに心奪われました♡
味だけでなく、とても生き生きと
楽しそうに料理をする彼。
この賑やかな楽しい空気と美味しい料理を
日本に持ち帰りたい!と思い、


連れて来ちゃいました。

みなさんが当店でおいしくて
楽しい気持ちになれたら、
彼も遠路はるばるやってきた甲斐があります。

特別感はないけど、なんとなくほっとする、
家庭的な店を目指しております。