ストーリー その②

①から続く

その時思い出したのです。高校生のころ、私は人生の最期はネパールなのではないかという気がしていたことを。そ謎のひらめきは、アラサーまで封印されていたわけなのですが、単なる偶然のひらめきだったのか、はたまた白昼の予知夢か。。。笑

また、高校生を卒業した頃、チベットの絵にも興味を持っていて、東京新聞共催のチベット仏教のイベントがあったのです。その新聞記者の方が知り合いで、チベットに留学できるかもしれないという話がありました。その時チベットは独立運動が勃発していて政情が不安定だったので話は立ち消えたのですが。


ネパールという国に初めて触れた経験は、もっと前のまだ小学生の時。島田爽さんという画家が母の仕事の関係でよく我が家へおいでになっていました。その方が3ヶ月もの間ネパールへ旅して、帰ってきたとき、我が家へ来て、ネパールのカレーを作ってくださったのです。

そのとき、あちらでは手で食べるのよと、繊細な手指を使って器用に食べてみせてくれました。子どものようになんでもチャレンジする、とってもお茶目な方でした♪

(③に続く)

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